リベリア船籍について
70年以上の歴史を有する、世界で信頼される船籍登録
リベリア船籍の歴史は、1948年に始まりました。以来70年以上にわたり、世界中の船主・オペレーター・管理会社の信頼を勝ち得てきたリベリア船籍の登録船腹量は、世界第二位の規模を誇ります。リベリア船籍は、登録船の運航サポートに注力しており、その結果、IMOや各国のポートステートコントロール主管庁をはじめ、様々な業界団体の評価において、ホワイトリスト掲載国の地位を維持しています。また、リベリア船籍は、国際海事機関(IMO)の創設メンバーとして、早くから世界の海運業界において、主導的な役割を果たしてきました。
きめ細かく迅速な旗国サービスの提供で登録船をサポート
リベリア船籍は、その船籍登録プログラムを米国の民間会社LISCR, LLCを通じて運営しています。LISCR, LLCは、リベリア共和国から一括して主管庁業務を委託されており、リベリア海事局に成り代わって、船籍登録手続き、抵当権設定登記手続き、各種証書発行サービスや技術サポートなどを行っています。民間会社が運営する強みを生かし、きめ細かく迅速な旗国サービス提供を実現しています。また、様々な取り組みを通じて、最優先事項である登録船のスムーズな運航を旗国として支えています。
リベリア船籍の主な取り組み
・電子旗国証書の導入
・PSC対策プログラムの実施
・Class NKとの戦略的協定の締結
・各種オンライン申請の環境整備
・入港税優遇措置を含む中国との協定締結
世界中に広がるリベリア船籍のネットワーク
リベリア船籍は、24時間365日休むことなく稼働する登録船をサポートするため、グローバルなネットワークを構築しています。全世界に28の本支部と450人を超える旗国検査官・審査官を配置し、24時間体制で、本船の動静に合わせた対応を行っています。
沿革
1948 |
リベリア船籍登録、米国国務長官Mr. Edward Stettiniusの支援により設立 |
1949 |
初のリベリア籍船WORLD PEACE登録 |
1959 |
IMOに創設メンバーとして参加 |
2000 |
LISCR, LLCがリベリア船籍登録プログラム(主管庁業務)の運営を受託 |
2006 |
世界で初めて電子証書を導入 |
2007 |
リスカジャパン株式会社設立 |
2010 |
登録船腹量1億総トンに到達 |
2011 |
Class NKとの戦略的協定締結 |
2015 |
登録隻数4,000隻に到達 |
2016 |
リベリア籍船の中国入港税優遇措置開始 |
2019 |
リスカジャパン今治事務所を開設 |
2021 |
登録船腹量2億総トンに到達 |
2023 |
登録船腹量(総トン数)が世界1位 |
実績
リベリア船籍、総トン数での世界シェアが首位に!
全世界におけるリベリア登録隻数
Source: Liberian Registry 12/2022
世界フリートにおける旗国シェア